投資って、言葉だけ聞くと「難しそう」と感じる人が多いと思います。
正直、僕も最初はそうでした。
でも実際にやってみると、仕組みを理解すれば“怖さ”よりも“面白さ”が勝ってくるんです。
僕が投資を始めたきっかけは「家族を守るために、お金の流れを自分でコントロールしたい」と思ったから。
それまでは、働いて、稼いで、使う──それだけでした。
でも今は、
「働いたお金をどう使うか」
「どう育てるか」
「どう守るか」
を考えるようになり、日常の中で“お金の循環”を意識するようになりました。
そんな僕が、初心者の方にもおすすめできる投資の入り口を3つ紹介します。
① 積立NISA(つみたてにーさ)
まず最初におすすめしたいのが、積立NISAです。
一言で言うと「少額から始められる・税金面で優遇される・長期投資向き」の制度。
僕も最初に挑戦したのがこれでした。
毎月1万5千円ずつ、インデックスファンドをコツコツ購入。
「え?それだけ?」と思うかもしれませんが、
時間を味方につける“複利”の力は想像以上です。
市場は上がったり下がったりを繰り返します。
でも10年、20年というスパンで見ると、世界経済は右肩上がりに成長してきました。
積立NISAはその「世界の成長」に乗っかる仕組み。
コツコツ派の僕にはぴったりで、気づいたら小さな金額が大きな安心に変わっていきました。
② iDeCo(イデコ)
次に紹介するのはiDeCo(個人型確定拠出年金)。
これは「老後資金を自分で積み立てる制度」です。
正直、制度がややこしく感じるかもしれませんが、
節税効果は抜群。
毎月積み立てた金額は、全額所得控除になるので、
サラリーマンでもフリーランスでも、税金を抑えながら将来の資産を作ることができます。
僕はフリーランスなので、iDeCoの恩恵を強く感じました。
最初は「老後なんてまだ先」と思ってたけど、
“未来の自分への給料”だと考えると、少しワクワクするようになりました。
③ 投資信託・ETF
そして、もう少し慣れてきたら**投資信託やETF(上場投資信託)**へステップアップするのもおすすめです。
これらは「プロが選んだ銘柄の詰め合わせを、まるごと買える」仕組み。
1社に賭けるのではなく、分散投資ができるのが魅力です。
僕は“日経平均連動型”や“S&P500”など、世界経済の成長に連動するETFを中心に買っています。
個別株よりも値動きが安定していて、長期で見れば堅実。
もちろんリスクはあります。
でも、知識と目的を持って付き合えば、
投資は“ギャンブル”ではなく“資産形成の手段”になります。
■ 夫婦で話すことで「投資」が身近になる
投資って、数字やグラフばかり見てると息が詰まります。
だから僕は、妻とお金の話をよくします。
最初のころは「よくわかんない〜」って感じだった妻も、
今では僕より冷静に市場を見てる時もあります(笑)
「無理しない範囲で続ける」
「目先の利益より、未来の安心を」
そうやって話すうちに、投資が“夫婦の共通言語”になりました。
たぶん僕たちがうまくいってる理由の一つは、
お金に対して“同じ方向”を向けていることだと思います。
■ まとめ:「投資は、誰かのためにするもの」
投資って、自分のためにやってるようで、
実は“家族のため”でもあります。
僕が積立を続けられる理由は、
「子どもたちが安心して夢を追えるようにしたい」
「妻と笑って老後を迎えたい」
そんな想いがあるから。
損することもあるけど、
その経験が“判断力”を育ててくれます。
お金の勉強に終わりはありません。
でも、最初の一歩を踏み出せば、
少しずつ「自分の未来を自分で選べる感覚」が生まれます。
そしてその感覚こそ、
僕が投資を通じて手に入れた“本当の資産”だと思っています。
💡次回予告:
次の記事では「初心者が最初にぶつかる“壁”とその乗り越え方」について、
僕自身のリアルな失敗談も交えながら書いていきます。
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