iDeCo編 〜“未来の自分”に仕送りする投資〜

iDeCo

💬 「iDeCoって聞いたことあるけど、正直むずかしそう…」
そんな声、すごくよく聞きます。
僕自身も最初はそうでした。投資信託や新NISAに比べると、仕組みが少し複雑。
でも、理解できた瞬間に「これは“老後の味方”になる制度だ」と確信しました。

🏁 iDeCoの由来と成り立ち

「iDeCo(イデコ)」という名前、
実は “individual-type defined contribution pension plan” の略なんです。

  • individual-type(個人型)=自分で加入して、自分で運用する年金
  • defined contribution(確定拠出)=掛け金を自分で決め、その分を積み立てていく

長くて難しいですよね😓

つまり、
“会社や国に任せる年金”ではなく、
“自分の力で育てる年金”という意味を持っています。

この制度ができたのは2001年。
当初は企業年金に加入していない人の老後資金を支える目的で作られました。
その後、2017年に主婦や公務員も対象に拡大。
今では、ほとんどの人が利用できる制度になっています。

私自身、今現在は個人事業主として活動していますが、会社員時代からこのiDeCoを利用しています。


💰 iDeCoとは? “税金が味方してくれる投資”

iDeCo(イデコ)は、正式には「個人型確定拠出年金」。
ざっくり言うと、“自分でつくる年金”です。
毎月決まった金額を積み立てて、自分で運用していく。
そして老後(60歳以降)に、そのお金を年金のように受け取る仕組みです。

最大のメリットは、**「税金の優遇が大きい」こと。
例えば、積立金がそのまま“全額所得控除”**になります。
これはつまり、
→「掛金分、課税所得が減る」=「所得税・住民税が安くなる」
ということ。

さらに、運用中の利益も非課税、
そして受け取るときも一定の控除が受けられます。

「投資信託が“増やす力”なら、iDeCoは“守りながら備える力”」
そんなふうに感じています。


🏦 僕がiDeCoを始めた理由

正直、最初は「60歳まで引き出せない」という点がネックでした。
自由に使えないのは、ちょっと怖かった。(個人事業は会社員に比べて不安定でしたからね💦)

でも、あるとき妻と話していて気づいたんです。
「これは、“未来の自分に仕送りする”仕組みなんじゃないか」って。

子どもたちの将来のために貯金をするように、
自分たちの“老後”にも、今の自分が少しずつお金を送っておく。
それがiDeCoの本質だと思うようになりました。

老後の備えを貯金だけで賄う
これも堅実ではあると思いますが、投資をして少しでも増やしたい💰
そんな思いが強くありました。


📈 iDeCoの運用って難しい?

結論から言うと、そんなに難しくありません。
①証券会社でiDeCo口座を開設して、
②あとは投資信託などの運用商品を選ぶだけ。

僕は新NISAと同じく、
「長期・分散・積立」ができる投資信託を選んでいます。
運用期間が長いほど、短期的な上下にも強くなるからです。

ただ、注意したいのは「手数料」。
iDeCoは口座開設時・運用中・受け取り時に
それぞれ少しずつコストがかかります。
とはいえ、税金の優遇効果を考えれば、
“控除の力”で十分にペイできる仕組みです。


💬 妻と話して気づいた、“お金の育て方”の違い

僕たち夫婦は、
「新NISA=今と未来をつなぐ投資」
「iDeCo=未来のために備える投資」

と考えています。

新NISAでは“夢の実現”に向けた資金を育て、
iDeCoでは“生活の安心”を積み立てる。

2つの制度はライバルではなく、
むしろお互いを補い合うパートナーなんですよね。


🌱 僕が伝えたいこと

iDeCoを始めるときは、
「難しそう」「老後なんてまだ先」と感じるかもしれません。
でも、“老後は未来の自分”が確実に迎える日です。

投資は「未来への準備」
そしてiDeCoは、その中でもっとも“優しく確実”な方法だと思います。

焦らず、コツコツ。
未来の自分に仕送りをするように、
今日も少しずつ積み上げていく。

それが、僕たち夫婦の選んだ「iDeCoという習慣」です。

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