投資信託と株式投資、どっちを選ぶべき?僕が実際にやってみて感じたこと

money

投資を始めたばかりの頃、僕がまずぶつかった壁が「結局、何から始めればいいの?」でした。
ネットで調べると、“初心者は投資信託がおすすめ”と書かれているけれど、株式投資の方が夢がある気もする。
「一発でドーンと増えるのは株じゃないの?」なんて、少しワクワクしたのを覚えています。

でも実際に両方やってみてわかったのは、
**「どっちが正解」ではなく「自分に合うかどうか」**なんです。


■ 投資信託は“仕組みでコツコツ増やす”タイプ

投資信託(特につみたてNISA)は、プロが運用してくれる仕組みなので、
僕たちのように子育てや仕事で忙しい世代にはぴったりです。

僕の場合、最初に始めたのが「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という投資信託。
毎月1万円を自動で積み立てるだけ。
一度設定すれば、正直ほとんど触ることもありません。

妻には最初、「それってほんとに増えるの?」と心配されましたが、
数年後にグラフを見せると、「うわっ、ちょっとずつ育ってるね!」と驚いていました。

投資信託の一番の魅力は、**“時間を味方につけられる”**こと。
一気に増えはしないけど、長く続けるほど複利の力が働いて、雪だるま式に増えていく。
「地味だけど確実に前に進む」——僕はこのスタイルが自分に合っていました。


■ 株式投資は“自分の頭で考えて動かす”タイプ

一方で株式投資は、企業の株を自分で選んで購入します。
ニュースや決算、世の中の動きを読む力が求められる分、
「投資してる!」という実感が強いのが特徴です。

僕は最初に買った株が、とある米国の大手企業🇺🇸
誰もが知っていてブランド力があり、配当金も出る。
最初に配当金が振り込まれたときは、
「お金が“働いてくれた”んだ」と感動したのを覚えています。

ただし、株は良くも悪くも“感情が動く投資”。
上がれば嬉しい、下がれば不安。
妻に「今日も株の話してるね(笑)」と言われるほど、
最初は一喜一憂していました。

でも、その中で学んだのは、
「冷静でいられる仕組みを自分で作ること」
僕の場合、短期で売買するよりも、
“応援したい企業を長期で持ち続ける”ほうが合っていると気づきました。


■ 夫婦で投資を話し合うメリット

以前は僕だけが投資をしていて、妻は「難しそう…」という感じでした。
でも、つみたてNISAを一緒に始めたあたりから、
「今月の積立どうする?」という会話が増えていきました。

子どもの教育費や将来の家のリフォーム費用、
そういう“人生のイベント”と投資の話が自然につながるようになったんです。

今では妻も家計の管理を通して投資の数字を見るのが楽しいようで、
お互いの投資先をシェアし合う時間がちょっとした趣味になっています。

投資って、実は夫婦のコミュニケーションツールになるんですよね。
お金の話ってタブーにされがちだけど、
オープンに話せるようになると、
「一緒に未来を考えてる」っていう実感が湧いてきます。


■ どっちを選ぶべき?僕の結論

迷ったら投資信託から始めるのがおすすめ。
リスクを分散できて、何より“続けやすい”。
仕事や子育てに追われても、積み立てだけで成長していくのは本当に心強い。

興味が出てきたら株式投資にも挑戦してみる。
少額で気になる企業を買ってみると、
ニュースの見方が変わって、世界がぐっと広がります。

僕自身も今は「投資信託でベースを作り、株で楽しむ」スタイル。
リスクの取り方を分散することで、心にも余裕が生まれました。


■ まとめ:投資は“自分と向き合う時間”

投資って、お金を増やすことよりも、
自分の価値観と向き合うことなんだと思います。

リスクをどう取るか。
何にお金を使いたいか。
家族とどんな未来を描きたいか。

その答えが見えてくるのが、投資の本当の面白さ。

僕にとって投資は、「お金の授業」であり、「夫婦の会話」であり、「未来への準備」。
これからも妻と一緒に、無理なく、楽しく、お金を育てていきたいと思っています。


コメント

タイトルとURLをコピーしました